| さ |
| 再起不能 | さいき-ふのう | |
| 病気が治る可能性がないこと。転じて、失敗や挫折から立ち直ることができない状態のこと。 |
| 再三再四 | さいさん-さいし | |
| 何度も何度も。たびたび。▽「再三」は二度も三度もの意で、何度も、たびたびの意。「再三」を強めていう語。 |
| 才色兼備 | さいしょく-けんび | |
すぐれた才能と美しい容姿の両方をもっていること。多くは女性についていう。▽「才色」は才知・才能と顔かたちのこと。「兼備」は兼ね備えること。「色」は「しき」「そく」とも読む。 句例:才色兼備の花嫁 |
| 三寒四温 | さんかん-しおん | |
| 冬季に寒い日が三日ほど続くと、その後四日間ぐらいは暖かいということ。また、気候がだんだん暖かくなる意にも用いる。 |
| 三顧の礼 | さんこ‐の‐れい | |
| 《三国時代の中国で、蜀 (しょく) の劉備 (りゅうび) が、諸葛亮 (しょかつりょう) を軍師として招くために、その草庵を三度訪れたという、諸葛亮「前出師表」の故事から》人の上に立つ者が仕事を頼みたい人に特に礼を尽くして交渉すること。また、ある人を特別に信任・優遇すること。「―を尽くして迎える」 |
| 山紫水明 | さんし-すいめい | |
自然の風景が清浄で美しいこと。日の光の中で山は紫にかすみ、川は澄みきって美しい意から。 句例:山紫水明の地に遊ぶ |
| 残念無念 | ざんねん-むねん | |
| 非常にくやしいことを強めていう語。 |
| 賛否両論 | さんぴ-りょうろん | |
| そのことについて、賛成と反対の両方の意見があること。特に、賛成論と反対論とで優劣のつかない状態についていう。 |
| し |
| 自画自賛 | じが-じさん | |
| 自分で自分のことを褒めること。自分で描いた絵に自分で賛を書く意から。▽「賛」は絵画に書き込む詩や文章などのこと。また、詩や文章などを画面の中に記すこと。他人に書いてもらうのが通例。「賛」は「讃」とも書く。句例:自画自賛してばかりいる選挙演説 |
| 死活問題 | しかつ-もんだい | |
| 生き死ににかかわるような重大な問題。「患者数の減少は病院の―だ」 |
| 四季折々 | しき-おりおり | |
| 春夏秋冬のその時その時。四季それぞれがもつ情趣や産物などについて用いられることが多い。 |
| 時期尚早 | じき-しょうそう | |
| その事を実行するには、まだ時が早過ぎること。また、そのさま。▽「尚早」は、なお早い、まだその時期ではないの意。句例:時期尚早な考え |
| 時期到来 | じき-とうらい | |
| 事を起こそうとして、まさにその好機がやってきたこと。いちばんよいときが来たという意味。 |
| 自給自足 | じきゅう-じそく | |
| 必要とする物を他に求めず、すべて自分でまかない、足りるようにすること。自分で自分に供給し、自分を足らせ満たす意から。句例:自給自足の生活、山で自給自足する |
| 至近距離 | しきん-きょり | |
| きわめて近い距離。「―から弾丸を発射する」 |
| 四苦八苦 | しく-はっく | |
非常に苦労すること。たいへんな苦しみ。もと仏教の語で、あらゆる苦しみの意。▽「四苦」は生しょう老・病・死の四つの苦しみ。「八苦」は「四苦」に愛別離苦あいべつりく(親愛な者との別れの苦しみ)、怨憎会苦おんぞうえく(恨み憎む者に会う苦しみ)、求不得苦ぐふとくく(求めているものが得られない苦しみ)、五蘊盛苦ごうんじょうく(心身を形成する五つの要素から生じる苦しみ)を加えたもの。 句例:四苦八苦の暮らし、四苦八苦して新製品を作る |
| 試行錯誤 | しこう-さくご | |
新しい物事をするとき、試みと失敗を繰り返しながら次第に見通しを立てて、解決策や適切な方法を見いだしていくこと。▽「試行」は試しに行うこと。「錯誤」は誤り・間違い。 句例:試行錯誤を重ねる |
| 自業自得 | じごう-じとく | |
自分の行いの報いを自分が受けること。一般には悪い報いを受ける場合に用いる。もとは仏教の語で、自分のした善悪の行為で、みずから苦楽の結果を招き受けること。▽「業」は行為。 句例:自業自得だから仕方ない |
| 自己犠牲 | じこ-ぎせい | |
| 自分を犠牲にして他のために尽くすこと。 |
| 自己嫌悪 | じこ-けんお | |
| 自分で自分にいや気がさすこと。"じこけんおに陥る" |
| 自己主張 | じこ-しゅちょう | |
| 自分の意見や考え、欲求などを言い張ること。「―の強い人」 |
| 事後承諾 | じご-しょうだく | |
| 関係者の承諾を必要とする行為を,承諾なしに行なった場合に,あとからその行為の承諾を受けること。 |
| 自己中心 | じこ-ちゅうしん | |
| 他をかえりみず、自分の都合や立場のみを考えて行動すること。 |
| 自己満足 | じこ-まんぞく | |
| 客観的評価に関係なく,自分自身にまたは自分の行為に自ら満足すること。 |
| 事実無根 | じじつ-むこん | |
| 事実に基づいていないこと。事実であるという根拠がないこと。"うわさはじじつむこんだ" |
| 獅子奮迅 | しし-ふんじん | |
| 獅子が奮い立って猛進するような激しい勢い。また,勇猛に戦うさま。"ししふんじんの勢い" · "ししふんじんの活躍" |
| 舌先三寸 | したさき-さんずん | |
| 口先だけの巧みな弁舌。舌三寸。"したさきさんずんで言いくるめる" |
| 七転八倒 | しってん-ばっとう | |
| 転んでは起き,起きては転ぶこと。苦しくて転げ回ること。"激痛のあまりしちてんばっとうする" · "しちてんばっとうの苦しみ" |
| 質実剛健 | しつじつ-ごうけん | |
| 飾りけがなくまじめで,たくましく,しっかりしている・こと(さま)。 |
| 𠮟咤激励 | しった-げきれい | |
| 大声で励まして、奮い立たせること。▽「叱咤」は大声で励ますこと。また、大声でしかること。「激励」は励まし、元気づけること。句例:社員を叱咤激励する |
| 十中八九 | じっちゅう-はっく | |
| 一〇のうち八か九まで。ほとんど。たいてい。十に八九。じゅっちゅうはっく。"じっちゅうはっく成功する" · "じっちゅうはっくは反対されるだろう" |
| 実力伯仲 | じつりょく-はくちゅう | |
"優劣をつけることができないほどに実力の差がないこと。
「伯仲」は長男と次男のこと。
兄弟の中でも長男と次男は歳が近いことが多く、実力も同じくらいであるということから、どちらもすぐれていて優劣をつけるのが難しいことをいう。" |
| 四方八方 | しほう-はっぽう | |
| あらゆる方面。"しほうはっぽうを捜す" |
| 四面楚歌 | しめん-そか | |
| まわりが敵や反対者ばかりで,味方のないこと。孤立無援。"しめんそかの状態" |
| 弱肉強食 | じゃくにく-きょうしょく | |
| 弱者が強者のえじきとなること。強者が弱者を思うままに滅して栄えること。優勝劣敗。 |
| 縦横無尽 | じゅうおう-むじん | |
| 自由自在に物事を行うさま。思うぞんぶん。"じゅうおうむじんに臆せず萎ひるまず / いさなとり露伴" |
| 終始一貫 | しゅうし-いっかん | |
| 始めから終わりまで同じ主義や態度で通すこと。副詞的にも用いる。"しゅうしいっかんして反対し続ける" |
| 自由自在 | じゆう-じざい | |
| 自分の思いのままにできるさま。"じゆうじざいにコンピューターを駆使する" |
| 十人十色 | じゅうにん-といろ | |
| 考え・好み・性質などが人によってそれぞれ違うこと。"じゅうにんといろの癖" |
| 取捨選択 | しゅしゃ-せんたく | |
| 悪いもの・不必要なものを捨てて,よいもの・必要なものを選びとること。"しゅしゃせんたくして歌集を編む" |
| 首尾一貫 | しゅび-いっかん | |
| 初めから終わりまで,一つの方針や態度で貫くこと。また,初めと終わりで矛盾がないこと。"しゅびいっかんした論理" |
| 春夏秋冬 | しゅんか-しゅうとう | |
| 四季。一年。 |
| 純真無垢 | じゅんしん-むく | |
| 心にけがれがなく清らかな・こと(さま)。"じゅんしんむくな子供" |
| 準備万端 | じゅんび-ばんたん | |
"準備万端(じゅんびばんたん)とは、すべての準備が終わっていて、整っていること。 「準備万端」はこのように用いていきます。
・大漁旗を掲げて、準備万端です。明日からの漁、がんばっていきます。
・「準備万端、明日のテストは合格まちがいなしだ!」
・おせちの準備が、ようやく終わった。年越しの準備も万端だ。
「準備万端」はしなければいけないことを、自分なりに済ませたときに用います。" |
| 順風満帆 | じゅんぷう-まんぱん | |
| 順風を帆いっぱいに受けて舟が快く進むこと。転じて,物事が順調に進行すること。〔じゅんぷうまんぽと読むのは誤り〕"じゅんぷうまんぽ" |
| 上意下達 | じょうい-かたつ | |
| 上位の者の意思・命令を下位の人に徹底させること。〔じょういげだつは誤り〕"じょういげだつ" |
| 笑止千万 | しょうし-せんばん | |
| 非常にばかばかしいこと。きわめておかしいこと。また,そのさま。いかにも気の毒なさま。"浅ましい生業すぎわいを召さるるはしょうしせんばん / 浄瑠璃・曽我五人兄弟" |
| 正真正銘 | しょうしん-しょうめい | |
| うそいつわりのないことを強調する言い方。ほんとう。 |
| 枝葉末節 | しよう-まっせつ | |
| "主要でない部分。細かい部分。
""しようまっせつにこだわる""" |
| 初志貫徹 | しょし-かんてつ | |
| 初めに心に決めた志を最後まで貫き通すこと。▽「初志」は思い立ったときの最初の気持ち・志。「貫徹」はやり通す、貫き通すこと。句例:初志貫徹して、偉業を成し遂げる |
| 私利私欲 | しり-しよく | |
| 自分の利益や、自分の欲求を満たすことだけを考えて行動すること。私的な利益と私的な欲望の意。▽「欲」は「慾」とも書く。句例:私利私欲に目がくらむ |
| 支離滅裂 | しり-めつれつ | |
| ばらばらで,まとまりがなく,筋道が立っていないさま。めちゃめちゃ。"しりめつれつな話" |
| 四六時中 | しろく-じちゅう | |
| 一日中。いつも。 |
| 心機一転 | しんき-いってん | |
| ある動機から翻然と心持ちを変えること。〔心気一転と書くのは誤り〕"しんきいってん一から出直す" · "心気一転" |
| 真剣勝負 | しんけん-しょうぶ | |
| "本物の剣を用いて行う勝負。
本気になって行う勝負。また,本気になって事に当たること。" |
| 信賞必罰 | しんしょう-ひつばつ | |
| 手柄のあった者には必ず賞を与え,あやまちを犯した者は必ず罰すること。情実にとらわれず賞罰を厳正に行うこと。 |
| 針小棒大 | しんしょう-ぼうだい | |
| 物事を大げさに誇張して言うこと。 |
| 深謀遠慮 | しんぼう-えんりょ | |
| 先々のことまで考えた,深いはかりごと。深慮遠謀。 |
| 森羅万象 | しんら-ばんしょう | |
| 宇宙に存在する,すべてのもの。しんらばんぞう。しんらまんぞう。"しんらばんしょうを網羅する" |
| す |
| 水魚の交 | すいぎょのこう | |
| 離れることができない、親密な間柄や交際のたとえ。水と魚のように切っても切れない親しい関係をいう。君主と臣下、また、夫婦の仲がよいことなどについても用いる。▽「交」は「こう」とも読む。 |
| 頭寒足熱 | ずかん-そくねつ | |
| 頭は冷やし,足は暖かい状態にしておくこと。よく眠れ,健康によいとされる。 |
| 頭脳明晰 | ずのう-めいせき | |
| 思考や判断力がくもりなく、はっきりしているさま。聡明。頭の働きがすぐれていて、才知が明らかなこと |
| せ |
| 晴耕雨読 | せいこう-うどく | |
| 晴れた日には田畑をたがやし,雨の日には家で読書すること。悠々自適の生活にいう。 |
| 誠心誠意 | せいしん-せいい | |
| まごころをもって物事を行うこと。多く副詞的に用いる。"せいしんせいい看病する" |
| 正々堂々 | せいせい-どうどう | |
| 態度や手段が正しくて立派なさま。▽「正正」は軍旗が正しく整うさま。「堂堂」は陣構えの勢いが盛んなさま。「正正の旗、堂堂の陣」の略。 |
| 青天白日 | せいてん-はくじつ | |
| 青空に太陽の輝くこと。疑いがはれて無罪になること。"せいてんはくじつの身となる"人に隠している悪いおこないなどが少しもないこと。"私はいつもせいてんはくじつだ" |
| 清廉潔白 | せいれん-けっぱく | |
| 心が清らかで私欲がなく,不正などをすることがまったくない・こと(さま)。"せいれんけっぱくの身" |
| 世代交代 | せだい-こうたい | |
"1 同一種の生物で、生殖法の異なる世代が交互に現れて増殖を行うこと。シダ・コケやクラゲでは有性生殖と無性生殖とが、アブラムシでは単為生殖と有性生殖とが、肝蛭 (かんてつ) では幼生生殖と有性生殖とが交互にみられる。世代交番。
2 年をとった人が退き、若い人が活躍の中心になること。" |
| 切磋琢磨 | せっさ-たくま | |
| 学問や人徳をよりいっそう磨き上げること。また、友人同士が互いに励まし合い競争し合って、共に向上すること。▽「切」は獣の骨や角などを切り刻むこと。「磋」は玉や角を磨く、「琢」は玉や石をのみで削って形を整える、「磨」は石をすり磨く意。「磋」は「瑳」とも書く。 |
| 絶体絶命 | ぜったい-ぜつめい | |
| 困難・危険から、どうしても逃れられないさま。追いつめられ、切羽詰まったさま。▽「絶」は窮まる意。追いつめられ窮地にある立場や状態をいう。 |
| 千載一遇 | せんざい-いちぐう | |
| 千年に一度めぐりあうほどの,またとない機会。"せんざいいちぐうの好機" · "せんざいいちぐうのチャンス" |
| 千差万別 | せんさ-ばんべつ | |
| 種々様々あって,違いもいろいろであること。せんさまんべつ。千種万様。 |
| 全身全霊 | ぜんしん-ぜんれい | |
| その人のもっている心身の力のすべて。"ぜんしんぜんれいを打ち込んだ作品" |
| 前人未到 | ぜんじん-みとう | |
| 今までだれも到達していないこと。また,だれも足を踏み入れていないこと。"ぜんじんみとうの業績" |
| 前代未聞 | ぜんだい-みもん | |
| 今まで聞いたこともないような珍しい,または大変なこと。前代。"ぜんだいみもんの珍事" |
| 先手必勝 | せんて-ひっしょう | |
| スポーツの試合や囲碁などのゲームで,ある局面に際して先手をとれば必ず有利であるということ。 |
| 前途多難 | ぜんと-たなん | |
| これから先多くの困難や災難が待っているさま。また、待っているだろうことが予期されること。▽「前途」は将来、目標までの今後の道のり。「途」は道のり。「多難」は困難や災難の多いさま。句例:まだまだ前途多難だ |
| 前途有望 | ぜんと-ゆうぼう | |
| 将来成功する可能性を大いに秘めているさま。▽「前途」は将来、目標までの今後の道のり。「途」は道のり。「有望」は将来に望みをもつことができる状態。句例:前途有望な若者 |
| 前途洋々 | ぜんと-ようよう | |
| 今後の人生が大きく開けていて、希望に満ちあふれているさま。▽「前途」は将来、目標までの今後の道のり。「途」は道のりのこと。「洋洋」は水があふれるように一面に満ちている様子。前途が大きく広がっていることを表す。句例:前途洋洋たる未来 |
| 千変万化 | せんぺん-ばんか | |
| 局面や状況などがさまざまに変化してきわまることがないこと。▽「千」「万」は数量の多いことを表す。「変化」が千も万も起こるという意味。「変」は「べん」とも読む。 |
| 全力投球 | ぜんりょく-とうきゅう | |
| 野球で、投手がすべての力を振り絞って、打者と対すること。転じて、全能力を傾けて、物事に対処すること。 |
| そ |
| 創意工夫 | そうい-くふう | |
| 今までだれも思いつかなかったことを考え出し、それを行うためのよい方策をあれこれ考えること。▽「創意」は新しい思いつき、今まで考え出されなかった考え。「工夫」は物事を実行するために、よい方策をあれこれひねり出すこと。句例:創意工夫のあとが見られる |
| 相思相愛 | そうし-そうあい | |
| 互いに慕い合い、愛し合っていること。▽「相思」は相手を慕い合うこと。「相愛」は互いに愛し合うこと。多く男女間に用いるが、自分の入りたいチームなどが自分を獲得したがっている状態などにも用いる。句例:相思相愛の仲 |
| 即断即決 | そくだん-そっけつ | |
| その場で直ちに決めること。間髪をおかずに決断を下すこと。▽「即断」「即決」はともに物事の判断をすぐに行うこと。「即決即断そっけつそくだん」ともいう。句例:即断即決して指示する |