| か |
| 花鳥風月 | かちょう-ふうげつ | |
| 自然の美しい景色。また、自然の風物を題材とした詩歌や絵画などをたしなむ風流にもいう。 |
| 我田引水 | がでん-いんすい | |
| 他人のことを考えず、自分に都合がいいように言ったり行動したりすること。自分に好都合なように取りはからうこと。自分の田んぼにだけ水を引き入れる意から。 |
| 完全無欠 | かんぜん-むけつ | |
| 欠点や不足がまったくないさま。完璧かんぺきなさま。▽「無欠」は欠けたところがないこと。ほぼ同意の熟語を重ねて意味を強めたもの。 |
| 画竜点睛 | がりょう-てんせい | |
物事全体を生かす中心。また,物事を完璧かんぺきなものにするための最後の仕上げ。 〔睛を晴とするのは誤り〕 |
| き |
| 危機一髪 | きき-いっぱつ | |
| ひとつ間違えば、非常な危険に陥ろうとする瀬戸際。髪の毛一本ほどのわずかな違いで、危険や困難に陥るかどうかの、きわめて危ない瀬戸際をいう。▽「危機」は非常に危ない状態。「一髪」は一本の髪の毛。 |
| 起死回生 | きし-かいせい | |
| 死にかかった人を生き返らす意。医術のすぐれて高いことの形容。転じて、崩壊や敗北などの危機に直面した状態を、一気によい方向に立て直すこと。絶望的な状況を立て直し、一挙に勢いを盛り返すこと |
| 起承転結 | きしょう-てんけつ | |
| 「起」で話題を提起し、「承」でこれを発展、「転」で視点を転換、「結」でしめくくる文章や話の構成や順序のこと。 |
| 疑心安心 | ぎしん-あんきく | |
疑いの心があると、なんでもないことでも怖いと思ったり、疑わしく感じることのたとえ。 疑いの深さからあらぬ妄想にとらわれるたとえ。 疑いの心をもっていると、いもしない暗闇くらやみの亡霊が目に浮かんでくる意から。 |
| 奇想天外 | きそう-てんがい | |
普通では思いもよらない奇抜なこと。またそのさま。▽「奇想」は普通では思いつかない奇抜な考え。「天外」は、はるかかなたの空、思いもよらない所の意。「奇想天外より落おつ」の略。 句例:奇想天外な計画 |
| 喜怒哀楽 | きど-あいらく | |
| 人間のもつさまざまな感情。喜び・怒り・悲しみ・楽しみの四つの情のこと。 |
| 牛飲馬食 | ぎゅういん-ばしょく | |
| 大いに飲み食いをすること。また、人並み以上にむやみに飲み食いすること。牛が水を飲むように、また、馬がまぐさを食べるようにたくさん飲食する意から。 |
| 九死一生 | きゅうし-いっしょう | |
九割がた助からない命が、かろうじて助かること。 危ういところで奇跡的に助かること。ほとんど死を避けがたい危険な瀬戸際で、かろうじて助かること。 句例:九死一生の危険な状態から逃れる |
| 旧態依然 | きゅうたい-いぜん | |
| 昔のままで少しも進歩や発展がないさま。 |
| 急転直下 | きゅうてん-ちょっかく | |
物事の事態や情勢が突然に変化して、解決・結末に向かうこと。 句例:急転直下、解決する |
| 驚天動地 | きょうてん-どうち | |
| 世間を非常に驚かせること。世間をあっと驚かせる事件・出来事の形容。▽「天てんを驚おどろかし、地ちを動うごかす」と訓読する。 |
| く |
| 空前絶後 | くうぜん-ぜつご | |
| 非常に珍しいこと、まれなこと。今までに例がなく、これからもあり得ないという意から。▽「空前」はこれまでにないこと。「絶後」は今後もありえないこと。 |
| こ |
| 厚顔無恥 | こうがん-むち | |
| 厚かましく、恥知らずなさま。他人の迷惑などかまわずに、自分の都合や思惑だけで行動すること。 |
| 公平無私 | こうへい-むし | |
| 一方に偏ることなく平等で、私心をもたないさま。 |
| 公明正大 | こうめい-せいだい | |
私心をさしはさまず、公正に事を行うこと。また、そのさま。▽「公明」は公平で私心のないこと。不正や隠し立てがないこと。「正大」は態度や行動などが正しくて堂々としていること。 句例:公明正大な裁判 |
| 呉越同舟 | ごえつ-どうしゅう | |
| 仲の悪い者同士や敵味方が、同じ場所や境遇にいること。本来は、仲の悪い者同士でも同じ災難や利害が一致すれば、協力したり助け合ったりするたとえ |
| 古今東西 | ここん-とうざい | |
| 昔から今まで、あらゆる場所で。いつでもどこでも。▽「古今」は昔と今。昔から今まで。「古今」は時間の流れ、「東西」は空間の広がり。「東西古今とうざいここん」ともいう。 |
| 小春日和 | こはるびより | |
冬の初めの時期の、春のように暖かい気候のこと。また、陰暦十月ごろの暖かい天候のこと。 注記「小春」は、陰暦の十月のこと。また、冬の初めの時期に暖かくて春のような気分がすること。
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| 孤立無援 | こりつ-むえん | |
たった一人で助けがない状態のこと。 頼るものがなく、ひとりぼっちで助けのないさま。▽「無援」は助けがないこと。「無援孤立むえんこりつ」ともいう。 |
| 五里霧中 | ごりむ-ちゅう | |
物事の状況や手掛かりがつかめず、判断に迷うこと。 事情がわからない中、手探りで行動すること。 物事の様子や手掛かりがつかめず、方針や見込みが立たず困ること。また、そうした状態。五里にもわたる深い霧の中にいる意から。事情などがはっきりしない中、手探りで何かをする意にも用いる。 |
| 言語道断 | ごんご-どうだん | |
| 言葉に表せないほどあまりにひどいこと。とんでもないこと。もってのほか。もと仏教の語で、奥深い仏教の真理や究極の境地は言葉では言い表せない意から。 |